HPF2021

HPF2021(大阪府高校演劇祭)の観劇レポートのブログです。

豊島高校観劇ブログ(精華高校)

HPF 観劇blog

豊島高校演劇部の公演を見て

まず、入った瞬間から世界観が、すごくて、最初後ろのカーテンが、何かわからなかったけど、話が進んでいくにつれて、後ろのカーテンがクリスマスツリーということに気づいた時は、正直驚きました。クリスマスツリーを3枚の布で表現するという発想はすごいと感じました。

劇場に入った瞬間から、クリスマスの雰囲気が、漂っていて、「今日って、クリスマスやっけ?」と感じさせるような、世界観ができていて、ついつい見とれてしまうような感じでした。

パンフレットが、全て手書きで作られていて、ついついページをめくってしまうような素晴らしいパンフレットでした。色も2種類あることに、びっくりしました。

1年生とか2年生とか3年生とか自分には、分からないぐらい皆さん演技がすごく上手くて、世界観にどんどん引っ張って行くような、素晴らしい演技でした。

人数が多いからこそできることを沢山されていて、とても素晴らしかったです。

見ていて、自分たちにも、部員が、たくさん欲しいなと感じました。

また、後ろのカーテンが、曲や、雰囲気によって、変わっていく姿が、とても、良かったです。

曲と踊りがミックスしていたり、雰囲気によって、曲が変わったりするところで、とても感動しました。雰囲気に合わせた曲ばかりで、たくさんの曲が使われていて、世界観を壊さないように後ろで小さく流れていたりするところが、とても感動しました。

舞台の使い方が、とても考えられていて、誰かが動いたら、被らないように動いたりしている所が、凄かったです。

感情によって、間のとり方が違ったり、その役の性格によって、間のとり方が違ったりしていて感情が分かりやすかったです。

思春期の女の子のことを取り上げたこのお話は、親のありがたみとか、親の大切さを改めて感じることが出来るお話でした。

場面が、変わる時、飽きないようにちょっとした工夫をしていたところをみて、私達も頑張らないといけないなと感じました。

小道具も、たくさん使っていて、場面にあった照明を使ったり、場面にあったものを使っていて、すごくその場面が分かりやすくなっていました。小道具をなおす時も、すごくスムーズで素晴らしいなと感じました。

「これって、ほんまに高校生が書いた?」って、思うぐらい素敵なお話でした。

泣く人がいらっしゃるほど、素晴らしいお芝居を見させていただきました。見ている人を自分たちの世界観につれていき、たくさんの人を感動させることが出来る豊島高校演劇部の上演はとても素晴らしかったです。コロナ禍で大変な中ですが、これからも、豊島高校演劇部の活躍を応援しています。素敵な舞台をありがとうございました。

精華高等学校 1年生 慈幸友香