HPF2021

HPF2021(大阪府高校演劇祭)の観劇レポートのブログです。

大阪産業大学附属高等学校HPF公演「花曇り」の観劇ブログ

幕開けから役者の動きがとてもアクロバティックで、お客さんを楽しませる工夫がふんだんに盛り込まれており、あっという間の1時間でした。
アレクサが急に擬人化されて舞台に登場したり、途中でお客さんを巻き込んで一発芸の披露合戦が始まったり、小道具を自然に出はけの中で移動させたりとなかなか思いつかない工夫をされていて、驚きとともに新たな発見ができました。
また、ゲネも観劇させていただきましたが、本番とゲネで少しずつ一発芸などが変わっていてとても面白く、どちらも新鮮に楽しむことができました。
音響ではメッセージを送信する際の音が役者の方とぴったり息が合っていて、他の所も音響が欲しいところできちんと流れてくるので、見ていてとても気持ちが良かったです。最後の送信の音の「ヌー」のくだりが面白かったです。
照明はダンスの際はとてもカラフルで楽しさを演出しており、劇中の他の部分でもシンプルですが芝居をしっかりとサポートしていて、とても綺麗な舞台を作りあげていると感動しました。
ダンスの際の役者の方がとても楽しそうで、私たちも客席から飛び入り参加したい気分になりました。
独特の世界観とユーモアで見る人の心を掴んで離さない素敵な作品でした。
とても面白く、最高の作品をありがとうございました。
大谷高校2年東こはく
大谷高校1年清水沙羅羽