HPF2021

HPF2021(大阪府高校演劇祭)の観劇レポートのブログです。

大谷高等学校「毒薬と老女」7月25日(日)18:30の回 観劇ブログ

 大谷高校さんの「毒薬と老女」を観させていただきました。この舞台に出演された役者の皆さんは、自分の動作や台詞だけではなく共演者の演技にも気を使い丁寧に表現されていて素晴らしいと思いました。
 僕は今回ゲネプロ(通しリハーサル)と本番の両方を観させていただくことができました。その中で最も驚いたのは、ゲネプロと本番の間の少ない時間で、動作や台詞の言い方をさらにより良く変更されていたことです。あんなに素敵な世界を表現できているにも関わらず、まだ改善されているのだということに気付き、驚くと同時に深く感動しました。
 また、美しく変化し続ける照明や、大谷演劇部さんの世界に引き込まれる音響の数々、そして自分が生きている日常ではない非日常を意識させられるスモークなどの演出もとても素晴らしいものでした。
 表情や動作、声色の切り替えやチームワークなど、参考になることばかりでとても勉強になる舞台でした。本当に楽しく観させていただきました。ありがとうございました。
 
大阪産業大学附属高校 3年 松浦虎太郎